大垣市墨俣で新築の見学会です【12月23日~29日】
2022年12月16日
見学会では土地と家との関係を見てください。
大垣市墨俣町で家族3人のお宅が完成します。
半年以上一緒に土地探しをして、今の土地に巡り合いました。いいところが見つかって交渉に入ったけれどボツになったり、いろいろあったけど最終的には一番良い土地に巡り合えたと感じています。
周りは、まだ旧家であろう家が残っています。この土地の東西にも大きなお宅があります。そんな静かな町の道沿いの土地に建つ家です。
下の写真の赤いところが今回の敷地です。
このような場所に違和感のない、なおかついつも南の窓を開け放した生活を送れる家をつくるにはどうしたらいいかということから考えました。
そこで、最初に決めたのが道路に沿って圧迫感のない綺麗で味のある壁を「スッ」っと建てようと思いつきました。
素材は、塗り壁か木、サイディングはもってのほかガルバリウムもちょっとダメだなと思い今回は屋久島杉を採用しました。
それがこれです。
まだ工事中ですが、足元にはお客様と一緒に石を敷きました。
そして家の延長に目かくし壁を設置して 10mの木の壁を作りました。
周りの人たちが散歩をするとき、この味のある壁に沿って歩くとちょっと足取りが軽くなるといいなと感じています。
私たち建築屋は周りの風景を作りだす仕事もしています
風景は単体では成り立ちません。周りと共生してこそ良い風景が出来上がります。主張するのではなく、溶け込むようなデザインが一番良いと考えています。
そして、良い風景ができるとそこに人が集まり、そして土地の価値が上がっていくと私は信じています。
隣の風景をちょっと拝借
お隣の大きな家には街中では珍し大木が生えています。
そこで和室の窓をそちらに向けて開けました。
永遠に続く風景ではないとしてもこの景色を捨ててしまうのはもったいないと取り込みました。
なお、和室は角を全て開口にすることでお庭を見渡せるようにしています。
お庭は施工中です。
庭屋さんからのアドバイスもあり、芝生はもう少し暖かくなってからの施工を考えています。
タマゴグミは「使える庭」を提案しています。
お子さんが出て走り回りたくなる庭、休みの日に縁側で朝食を食べたくなる庭、ついでに洗濯物もにあってしまう庭を目指しています。
さて、内部を見ていきましょう。と言いたいところですが、工事中であまり写真が撮れていません。
内部はぜひおいでになって確認してください。
それでも一枚だけ
2階吹抜周りの写真です。
キャットウォークも広めで居場所になっています。
内部での見どころは
- オール岐阜県産材の構造材の色と香りを感じてみてください。
- 床は杉床、傷はつきやすいですが暖かいのです。
- 床下エアコンを採用しています。どんな感じか体感してみてください。
- ぐるぐると回れるプランは結構楽しいものです。ぜひ体感してください。
- 家事室に乾太くん専用物置を設置、すっきりしていていいですよ。
- お客様のこだわりで、いろいろな物置を作りました。
その他いろいろありますでのぜひおいでください。
性能は
許容応力度計算による耐震等級3(耐震の最高値)
断熱性能はUA値0.44 HEAT20のG2レベル
気密値は0.6 64㎠
です。
パッシブ計算の結果は下に貼ります。
見学会当日は、ご希望の方に動的熱負荷計算(365日 何月何日に室温が何度になるか、そのために冷暖房費用がどれくらいかが解る計算)をお見せいたします。
また見学会当日は床下エアコンが稼働中です。
床下エアコン1台でどの程度の暖かさになるのかが体験できます。
- 基本設計:島田悠平(二級建築士)
- 実施設計・現場管理 島田悠平
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