お金の勉強をしましょう

 

「家は現金で買うよ。」という方はこの行為はあまり必要ではありません。けど、殆どの方が住宅ローンを使用しますね。その場合は重要事項です。土地探しよりも、業者選びよりもまずお金の勉強。特に住宅ローンの勉強をして下さい。(ただ・・・現金一括で買われる方にも私としては住宅ローンの検討を一度はしてほしいと考えています。)

 

「そんなこと、素人には解からないし、借りるときいつもの銀行へいけば教えてくれるよ。大丈夫。」と思われるでしょうか。

断言しましょう。そう思われた方の3人に1人は3年後に「あ〜あ、あの時あのホームページの言う事を聞いていればよかった。」と後悔するでしょう。

特に土地探しから行う方。絶対に必要です。

 

ちなみに私は15年程前に家を建てました。家づくりのプロでしたがお金は勉強していませんでした。私はその3人のうちの1人です。

私と同じ思いをしないためにも、必ず実行してください。と、とりあえずショールームや見学会に参加する前段階を書きました。次は、良い業者と知り合う方法を書きます。

お金を借りることの意味

チョッとややこしいと感じるかもしれませんのでゆっくり読んでください。
そして疑問に思ったらメールで結構ですので質問を下さい。さて、前置きはこれくらいで始めましょう。

 

あなたの手元に700万円あるとします。あなたは家を購入する予定です。
土地が1000万円、建物が1800万円、諸経費が200万円、合計3000万円です。
さて、あなたはどうしますか?

 

  • 手元の700万円を頭金で使う。
  • 手元に少し残して、あとは頭金として使う。
  • 300万円を頭金として残りは、手元に置いておく。

 

多分、1番や2番と答える方が多いでしょうね。私は3番を選びます。けど、3番が正解という意味ではありません。1番でも2番でもいいのです。ただ、こんな考え方もあるということだけご理解ください。

400万円を2%の金利で35年借りると、返済額は556万円以上。つまり、156万円以上を金利として支払う事になります。
無駄ですね。現金で払っていればいらないお金です。

 

お金の勉強で、金利を固定にするか変動にするかという議論はいっぱいありますので、あまり書かれていないことを下に書きます。

金利を払ってまでも
手元に現金を置いておきたい3つの理由

理由1
臨時出費に対応する為

もし何かあって、働けなくなったときや、家のメンテナンスや家族等に何か会ったときに使うことに対応する為ですね。

実は、住宅ローンって、どのローンと比べても長期で安価な金利と言っても過言でありません。

ちなみに自動車ローンや教育ローンは2~3%程度ですが最長10年です(2022年現在)

理由2
心の余裕

手元にお金があると、心に余裕が出来ますね。心の余裕は楽しい生活の第一歩です。

例えばこう考えてはいかがでしょうか?

手元に500万円あります。それを全て住宅につぎ込んでしまったらゼロになります。

 

その500万円を残しておいて、500万円借りると一見無駄のように感じるのですが、手元に500万円残っているのです。

心の余裕が出ますよね。

 

「500万円手元にあったら浪費しちゃうよ」とお思いの方もいるかもしれません。

大丈夫です。もともと住宅ローンを減らそうと考えているあなたです。そのあなたが無駄遣いなんかするわけないじゃないですか。

 

 

理由3
利回りがよい投資が出来るから

 

ローン金利は低いものです。上手な投資をすれば簡単に住宅ローンの金利を超えます。

 

また、こんな考え方の投資もできます。

お子様が高校受験のときに、このお金が会ったから夏期講習に行かせれた。そして志望校に受かった。
ご主人がこのお金を使って資格にチャレンジ。
お子さんの誕生日にペットを購入。家庭に明るさが増した。
これらは、お金に加算するのは難しいかもしれません。
しかし、このような投資が出来ることで、私は金利以上のものを手に入れることが出来ると思います。

 

生活を豊かにするにはお金が必要なのが現実です。それも、生きたお金、つまり使えるお金が必要です。

住宅ローンを組むときに、そういえばタマゴグミがこんな事も言っていたなと思い出していただけたら嬉しいなと思って書きました。

 

お断り

これはあくまでも私の考え方です。これが正しいわけではありません。選択肢はいっぱいあります。しかし、これだけはいえます。家づくりをするとき、判断は必ずあなた自身がしてください。業者や営業マンに流されないようにしてください。あなたの家族を守れるのは、あなた自身しかいませんから。

 

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