こだわりは流行でなく信頼で
2020年08月24日
多分、このブログに何度も書いているこだわりですが、今日も写真が入手できたので書いてしまいます。
その前に
美濃では、大工さんが暑いなか作業中。。。と思ったら、室内は風通しもありさほど暑く感じませんでした。夏で重要なのは断熱性能ももちろんですが、直射日光を室内に入れないことがすごく大切だと感じる瞬間です。写真を見てもらうとわかるように、南の外壁部分のほとんどが日影になっています。
断熱が良くて夏に直射日光が入る家は、たぶん無断熱の家よりも暑くなる可能性があります。たとえ45㎝でもいいです、軒を出しましょう。
さて本題です。
関の家に、換気システムがつきました。
24時間換気、取り付けました。日本住環境の第3種集中換気システムです。
いつも、「うちはダクトタイプの第3種換気を採用しています。」というと、よく勉強されて行お客様は「えっ?一種じゃじなくて。。。えっ?」と返答が来ます。
第3種は、弊社のような一応性能が良いといわれている住宅では採用されていることが少ないのです。というのは、換気をするときに内部の熱を外に直接出してしまうからです。
それでもかたくなにこのシステムを使い続けるには訳があります。
ちなみに、タマゴグミは日本住環境のルフロというこの換気システムにこだわっているだけで、第三種換気にこだわっているわけではありません。他社製品は一切使っていません。
この商品を作っている日本住環境は気密と通気と換気の専門企業で社員も大勢いる大きな会社です。
まだ、換気が義務化される前から家の換気の重要性を説いて、換気システムと気密製品を開発してきた会社です。
私はもう10年以上お付き合いをしています。タマゴグミを立ち上げる時に、断熱気密、サッシなどのアドバイサーになってもらいました。
小川さん・高橋さん・林さんと技術に強い担当が気密断熱に対して熱心に指導してくれました。また、たまに技術の北村さんも来社してもらい、最新の気密断熱についていろいろ教えてもらいました。ただ、北村さんは常務になってしまったので最近は来てくれません。
ここでなぜ第1種を採用せず日本住環境の第三種を使っているかということを説明するとすごく長くなるので割愛しますし、それが理由ではないからです。
気密換気部材しか作っていない社員が100人以上いる大きな会社、それも技術者の集団の会社が「うちはこの換気システムしか自信をもって出せない。」と言っているのです。
だから私はこのシステムを採用しています。当然、理屈を聞いて納得した上ですが。
ちょっと気密や換気に興味がわいたという方は日本住環境のHPを見てくださいね。 日本住環境
昨日、地鎮祭を行いました。今年秋から着工する現場です。ここにも同じ換気システムを使います。