施工事例

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2世帯住宅

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多治見市 生活を楽しむ家 ~

今回ご紹介する物件はタマゴグミが2014年にお引渡しさせて頂いたお宅の、今の様子を交えたものです。

この10年弱で家がどんなふうに育ってきたのか、この家でご家族がどんな暮らしをされてきたのかが垣間見れる事例紹介としてみました。

 

尚、写真は全体が解るようなものは少ないと思います。それよりも暮らしぶりが解るような写真を多くしました。

 

 

【概要】

大手ゼネコンにお勤めのご主人と、カフェを経営されフラダンスや陶芸の先生もやっていらっしゃる奥様

そして男の子と、カフェ経営を手伝っている料理上手のお母さま、4人が暮らす家です。

 

多治見の高台に建つ、2階建て総面積43坪 深い軒が特徴の家です。

 

多治見の高台に建つ家の外観

え6

まずは完成時の様子を紹介します

オープン階段

居間から階段を見た様子です。

壁のアクセント色は奥様のこだわりの色。数か所こんな感じの色を付けています。

奥の右の部屋はお母さまの部屋です。

 

お母さまの部屋からの様子です。部屋の中では一番良い景色が見える場所です。

みんなが集まる居間と、広い濡れ縁 その向こうには緑に囲まれた丘が見えます。

 

2階階段を上がったところにホールがあります。

家族が自由に使える場所です。お子様が使っている部屋の隣につくりました。

庭はご主人がボチボチと作り上げました

庭はご主人が時間がある時にボチボチと作り上げていきました。

この周りの塀も、工夫をしながら作り上げていきました。

 

石はさすがに外構屋さんに手伝ってもらったようです。

植栽が育ってきてよい感じです。所々に奥様がつくられた焼き物が置いてあります。

家族のたまり場 広い濡れ縁

この家の特徴でもある広い濡れ縁について、どんな使われ方をしているか見てみましょう。

 

写真はお引渡し後3年程度の時のものです。

2メートルほどある広い濡れ縁には椅子やテーブルが出されて居場所になっています。

 

ご主人がつくったお庭が、遠く向こうの丘の上に木々と混ざり合って一体化しています。

この場所だからこそ、外を楽しんでもらいたいと広い濡れ縁をつくりました。

 

ある、春の日、伺ったらまともなテーブルが外に出ていました。

ここでお茶を飲んだり食事をしたりするのがいいの。と奥様から意見を頂きました。

そして、冬の終わりに伺ったときには

 

 

自家製のコタツに入ってお茶を飲むご夫婦とお友達たち。フラダンスの練習後の風景です。

工夫をされて、机の上に毛布をかけて。室内では使わなくなったファンヒーターで暖かい空気を送り込む外部で使える簡易コタツを作っていました。

 

これを作った理由を伺うと、「冬の夜、縁側で食指をするのがとてもいいのよ。」

とのお返事。ここまで活用してくれると嬉しくなります。

 

中の今の様子は

ある日、お伺いすると連絡をすると、ちょうどフラの練習しているからとその風景を見せてもらいました。

 

衣装もそろえて本格的な練習です。

Pa Hula Kanikapilaというハワイアンバンドもやっていてその練習も兼ねています。

 

ギターを弾いてらっしゃるのはご主人。どっぷりとはまっています。

 

一段下がった場所は、西の風景を室内からボ~っと楽しめるように玄関前に作った場所です。

居間とは格子戸で仕切れるようになっており、この家の一つの居場所となっています。

今日はその場所が一段下がったステージとなっていました。

その時の動画を下に貼り付けます。

 

2階のホールもこんな感じで本が増えてきていました。

 

 

タマゴグミは、家を設計するときその家を「型にはめない」ことを意識しています。

家なんて、単なる箱なんです。安全で、快適で、居心地がよく包んでくれる単なる箱。

その箱がでじゃばってはダメなんです。

 

家にはスタイルを持たせないのがタマゴグミの考え

お会いした時からお客様がフラや陶芸、ご主人はMTBをご趣味に持っているのは知っておりました。

じゃあ、最初からハワイアンのような家を・・・なんてっちゃいけないことなんです。

 

10年チョットで元を取って壊して作り変える商業施設ならそれはいいですけど家は少なくとも50年は使い続けてほしいものなのです。

今回の事例では、スタイルを持たない家はその人によってスタイルを持たせることができるということをお伝えしたかったのです。

 

家は単なる箱。その箱は目立たず単純のほうが良い。目立たず段準だからこそ住まい手が自由にアレンジ出来て、さらに次の世代も自由に変えられる。

そんな家づくりがいいと思っています。

 

その他の写真を紹介

 

キャットウォークには緑がいっぱいありました。

 

この写真は、お引渡し3年後頃のものです。写っている机が今は縁側に移動したのですね。

キッチンのタイルはお客様のこだわりです。

 

玄関にも奥様がつくった焼き物がちらほらありました。

 

こんな生活、楽しそうじゃありませんか?

生活があって家がある。家が先じゃないのですね。

 

家の隣で小さなカフェを営業しています

家の隣で小さなカフェを営業されています。

ご家族やご兄弟で作り上げた小さなカフェ。多治見にお寄りの際はぜひ立ち寄ってみてください。

わぼんcafe ハナレイ

 

チョット追加の写真を

タマゴグミには生活を楽しむ方がたくさんいます。

あるお客様がインスタにのせた写真です。

 

ここ、階段です。その日2階に上がるのはどうやったんでしょうね。