岐阜市長良 白いそとん壁の木の家
岐阜市長良に建つ4人家族と1匹のお宅です。長良でも幹線沿いで結構目立つところに建っており、長良近辺の方は外観写真をみたら「ああ、あの家」と気づかれる方も結構いらっしゃるでしょう。
最初土地を見に行った時に「おお~丸見えじゃん、どうしよう。」と思いました。
3方向障害物なし、日当たり良好、景色良好 これが山の中なら気にせず計画できるのですが、街中ですので周りから丸見えです。
よく街中で見かけますよね。南におっきな窓をつけてあるのに、ずっとカーテンが閉まっている家。
タマゴグミとしては、それだけは絶対避けたい。この位置でも、窓を開け放して生活してもらいたい。それが、計画のスタートでした。
上の写真は私が一番気に入っている写真です。
南のフルオープンサッシを開け放ち、外と中が一体となった感じの家が出来上がりました。
南からの外観はこんな感じです。
この写真はお引渡し後3年ほど経ったものです。
2階の屋根の上のバルコニーにも目かくしルーバーをつけることで、洗濯物が干してあってもあまり気になりません。
この写真で ついで説明ですが、外壁は白いそとん壁を使用していますが汚れは全く気になりません。お客様から白いそとん壁にしたいと相談されたとき、私は自信をもって「いいですよ」と答えました。というのも10年ほど前に
岐阜市で建てさせて頂いた白いそとん壁を塗った物件も全く汚れていなかったからです。
多分、軒をきちっと出しているという影響もあってのこととは思います。
そとん壁について知りたい方はこちらをどうぞ。 そとん壁って何?
西から見た外観です。
西も開けており景色が良いので2階に窓を開けました。
ただ、西は開口要注意方向なのです。 西日が非常に強く夏はムチャクチャ暑くなります。そこで、開口の前にルーバーをつけ光をやわらげ、さらには出窓にして内部にすだれをつけれるようにしました。
ここは玄関前ポーチです。
お友達や家族が玄関を通らず、お庭まで行けるようにしています。
お庭から見るとこんな感じです。
このような場所は、タマゴグミはよくつくります。これは茶道でいう「結界」の意味もあります。
食事をする場所からの風景です。
こんな街中でも、設計次第ではこんなに開放的に暮らせます。
ちなみにこのテーブルは私(いて)が作りました。見学会を行わせてもらったお礼としてテーブルを作成してプレゼントしています。
別角度からの写真です。
キッチンのほうを撮った写真です。
カウンター下や、キッチンコンロの裏の壁を収納として利用しています。
居間から和室を見た写真です。
北側にも大きなサッシをつけて視線を通しています。また、北にも目かくし壁をつけて植栽することでカーテンを使わなくてもよい空間としています。
2階ホールから居間を見た写真です。
ご主人が濡れ縁に座って寛いでいる感じが何ともいえずいいですね。
居心地が良い家になったかなと自負しています。ちなみに、手前でしゃがんでいるのはうちの島田です。何やってるんだろ??
2階ホールは
こんな感じで、お子様の居場所となっています。
理想的な使い方をしていただいていて、こちらとしてもうれしく感じます。
上の写真は、このお宅の写真ではありません。タマゴグミ2棟目のお客様の家です。ですからもう13年ほど前です。キッチン前のカウンターをこんな感じで使ってもらっていました。ちなみに、この子はもうすでに大学生!
2階のお部屋です。
将来的には2つに割れるように照明や入り口を工夫してあります。
2階のもう一つの部屋です。赤道儀つき望遠鏡が陣取っていました。
遠くに見える山は金華山です。
この子にも感想を聞いてみたいのですが・・・難しいでしょうね。