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2026年の新築住宅の傾向【タマゴグミ独自解釈】

2026年の家づくりはどうなる?タマゴグミが勝手に予想してみました。

2026年の家づくりはどうなるんだろうか?その時どんなことに気を付けるべきか。を私なりに推測してみました。

一つの占いと思っていただき気軽に読んでください。内容は役に立つこともありますし立たないこともあります。

そして、今回の文書、面白いのが「建築屋目線」で書いています。これについては最後に説明しましょう。

 

2026年 家の性能はどうなるの?

まずは断熱等級の説明を簡単にします。

等級 7 世界最高水準 暖房なしでも冬の朝に15℃以上をキープ。超高断熱。

等級 6 HEAT20 G2レベル 冬でも薄着で過ごせる快適さ。光熱費削減効果が高い。

等級 5 ZEHレベル 今後の「標準」。2030年に義務化予定の基準。

等級 4 1999年基準2025年4月から義務化される 最低ライン。

等級 1〜3 昔の基準現代の家としては不十分(冬は寒く、夏は暑い)。

2025年までは等級6が差別化の基準となっていました。しかし、等級6は常識になりつつあります。つまり、最低限が等級5 普通が等級6 というレベルに来ています。

よって等級6が差別化の材料にはならないのです。

 

最高等級7を標準とする会社が増えてきます

もう断熱等級6が差別化にならないと理解したメーカーや工務店は断熱等級7を標準としてきます。それによって予想できるのは欠陥住宅が増えることです。

 

断熱等級7となると、小さなミスが壁体内結露を起こし家の寿命を縮めます。気密が高いのはもちろんのこと、万が一壁の中に入ってしまった水蒸気がどのように流れるかも計画する必要があります。
夏の日射遮蔽ができていないと、夏に家全体がサウナ状態となり大変なことになります。太陽の位置から考える軒や庇の計画、外付けブラインドの採用。外壁の色、屋根の色が黒なんてナンセンスです。

そして、空調計画も必須です。

全館空調はもちろんのこと、流量を計算しどの場所でも常に一定の温度になるように綿密に計画そして施工しなくてはだめです。

 

あと、窓を極端に減らして数値だけ等級7にする、なんてなしですね。それは数値遊びでしかありません。

 

等級7を目指すのであれば、2026年現在は数少ない温熱の学者タイプがいる工務店に依頼するのがセオリーであり、ああできますよと簡単に答えるところや全棟等級7を標準としているところは 私としてちょっとなとと思います。

 

タマゴグミ的アドバイス
どこまでの性能が必要か、全く分からない  があなたの正直な感想ではないでしょうか?
それなら、住んでいる人に聞くのが一番です。
住んでいる家の見学会や、住んでいる人の家に訪問させていただき、実際にはどうなのか?エネルギーコストはどれくらいなのか? 聞いてみてください。
ああ、これでいいかもと、案外拍子抜けすると思います。

 

危険なのは慣れていない工務店や設計者がつくる超高性能です。

それでもどうしても等級7をという方は、私がいい工務店をご紹介します。(タマゴグミではありません)

 

タマゴグミとしては2026年は等級7は今のところやりません。実例とトラブル等実際のデータがそろう2年後2028年ころより考えます。

充填断熱に外貼りの付加断熱をプラスした家の断面図 UA値0.34

耐震性能は等級3が当たり前の2026年

まずは耐震等級の説明を

等級 3:最高ランク (等級1の1.5倍)消防署や警察署など、防災拠点となる建物と同じ強さ。

等級 2:学校や病院など、避難所として指定される建物と同じ強さ。

等級 1:建築基準法レベル法律で決まっている最低限の基準。震度6強〜7で「倒壊はしない」が「住み続けられない(建て替えが必要)」可能性がある。

とAIに説明してもらいましたが、今の新築の学校や病院は等級3だと思います。(補足)

構造は耐震等級3 それ以外ありません。

2026年は、2025年から少し聞きなれてきた「許容応力度計算による耐震等級3」という言葉をよく聞くようになります。

 

ただこれが曲者です。

許容応力度計算を理解して正確に行うのは相当の勉強量が必要です。単に構造ソフトに入力して結果を出すだけでは逆に欠陥を生んでしまいます。

全棟許容応力度計算を行っている弊社も今だ佐藤先生主催の構造塾で勉強をして、個別物件は構造のスペシャリストの建築士に相談しています。

 

等級3その上に

やっぱ建築屋はこう来ます。

耐震等級3が差別化にならないとなったら、次の手を出します。

まず、私もこれをやりたいというのが制振装置の標準化です。

タマゴグミの制振装置採用率は50%弱、もう少し頑張ろうと思います。

制振装置で今のところこれはいいと思うのはevoltzですね。ただちょっと高い。

 

もう一つは、造語です。耐震等級4 耐震等級5 といった言葉が出るでしょう。

これについては、、、勝手にやってもらいましょう。

 

タマゴグミ的アドバイス

耐震等級3はどの工務店、設計事務所も言います。本物の見分け方は・・・

これは私の偏見として聞いてください。

お客様が書いてきた図面は採用しない。

ファーストプランは、営業マンが作らず資格を持った設計者が作る。

そのファーストプランはなんかすっきりしているなと感じる

 

かなと思います。

理由は等級3を実現するには構造計画ルールにのっとった設計が必要だからです。

本物のデザインの強化が始まります

性能で差別化できなくなってきています。そうなると工務店や設計事務所は「デザイン」に走ります。それも、だれが見ても「おお~」とうなるものを。ようやくいい時代がやってきます。

2026年 居心地 居場所 内と外 時間 そんな言葉をもったデザイン重視の家が出てくると思います。

 

建築士が表舞台にたち、建築士たちがお客様の相手をする。非常に良い時代です。

資格を持った人間は構造や性能 それに伴うリスクも知っています。またデザインについても基本は学んでいます。そして、1級・2級建築士までとる人間は建築好きの変態??が多く、あなたの家といいながらきっと自分が住みたい理想の家を提案してきます。

 

それと同時にナンチャッテデザインがよりたくさん出てくるでしょう。
デザインが良い=突飛で目立つ=売れる

と考える方たちが、とりあえず真似てみた という家が出てきています。

家をデザインしている方たちは、結構研究しているのです。

1センチ単位の寸法を大切にして、何度も検討しながら形を決めています。パット見てまねできるものではありません。

 

平屋ブームは法改正の後押しもあり順調です

平屋は相変わらずの人気です。

2025年の建築基準法改正で約60坪以下の平屋だけが、以前の構造の書類審査の簡略化が残りました。そんなことも後押しになり、ブームは続いています。

 

タマゴグミ的アドバイス
ずっと住み続けられるデザイン、間取りは何かを考えてください。
そのためにやってほしいことは2つです。
1、気に入ったデザインの住宅が見つかったら、街中をさまよい、それに類似した建物を、できれば5年以上経っているものをいくつも探してください。その住んでいる様子まで良いじゃんと思えばOKです。

2,良い町並みを見に行ってください。例えば妻籠や馬籠、なぜあの町並みが美しく感じるのか?

私はデザインは単体であってはいけないと思っています。その場所にあっていてその場所の価値をさらに上げるものでなくてはいけないと思っています。

 

平屋のような家

住宅価格は今年も5%ほど上昇する予想

木材は、ウッドショック以来あがったままで安くなりません。

トイレ、キッチンやユニットバスなどは4月に3~12%程度の値上げを宣言しています。

サッシも同じく5~7%程度の値上げ予定です。

コンクリートは6月に、価格改定があります。

電材(電気配線とか)金属もあがると聞いています。
今まで抑えられてきた人件費もそろそろ上がるのではと思われます。

家の価格は2026年中に5%程度はあがると予想します。

5%と言ったら2000万円の場合100万円3000万円の場合は150万円といった大幅値上げです。

 

タマゴグミ的アドバイス

まずは面積を落とすことが重要かと思います。

面積を落としても、広く感じる設計手法もあります。

設計にメリハリをつける。

全体に落とすのではなく、長く使う部屋に力を入れて、その他の部屋は仕様を落とす方法です。

性能とランニングコストのバランスを考える。

最近は、家の性能を入力すると、この部屋が何月何日の何時に何度くらいになり、その時の電気代はいくら、というシミュレーションもできるようになっています。そんなシミュレーションをしながら、断熱性能とランニングコストのバランスを考える必要もあります。

途中変更をなくす。

最初に決めてあとは変えない。ということも重要です。

 

2026年 住宅ローンは上昇ぎみ

変動金利は2009年1月 〜 2024年8月まで の15年間以上あがりませんでした。2025年9月、その神話が崩れました。

 

2026年は2025年後半からの利上げを受け、4月や7月のタイミングで多くの銀行の変動金利(適用金利)が実際に上昇すると予測されています。

変動金利を利用される方は、必ず5年ルール 125%ルールを再度勉強し 繰り上げ返済を計画しながら検討して下さい。

 

 

50年の住宅ローンが浸透します

 

住宅ローン50年は2017年沖縄銀行が初めて商品化しました。その後2023年に住信SBIネット銀行が、2025年以降は大手銀行も加わり一般化されました。

2025年4月時点で、25%以上の方が35年以上のローンを選択しています。

2026年は住宅ローン35年常識が崩れ、40年 50年が常識になる元年かもしれません。

 

ペアローン 収入合算も増えてきています。都心ではペアローンが20%程度、収入合算を合わせると40%程度です。、岐阜県内でもペアローンでの借入は13%程度、収入合算を合わせると30%程度です。

 

 

住宅ローン減税は延長されました

長期優良住宅 もしくは認定低炭素住宅の場合は借り入れ残高4500万円 子育て若者世代は5000万円まで

ZEH水準の場合は借り入れ残高3500万円 子育て若者世代は4500万円)まで、

省エネ基準の場合は借入残高3000万円 子育て若者世代は4000万円まで

金利優遇0.7%を13年間適用されます。

 

タマゴ的アドバイス
ペアローン 収入合算 このローンは避けたいです。何かあったらリカバリーがききません。
そのようなローンを組むのであれば1人で限界まで組むことをお勧めします。

全期間固定金利をお勧めしたいですが、どうしても支払いが高くなります。

変動金利の場合は、必ず5年ルール 125%ルールを理解し、返済計画を毎年建ててください。タマゴグミで計画の方はそのあたりはいやになるほど聞かされています。

 

50年ローン、できれば避けたいのですがペアローン、収入合算をするよりはるかにましと思います。若い世代であればありかなと思っています。

 

補助金はGX志向は どうしても高性能省エネ住宅が欲しい人のお金の補助として
未来エコはご夫婦どちらかが39歳以下 お子様18歳未満ならまるもうけ!チャレンジすべき

基本中の基本
補助金はあてにしない。資金計画に入れない。

 

 

補助金は2026年もちょっと削られました

 

GX志向型住宅=110万円

考え方として、家の断熱をちょっと上げて設備を超良くしたい。そのための補助のお金が欲しい。という言う考えです。

契約金が3000万円だから ここから110万円マイナスできて・・は甘いです。今のところ、全棟GX志向型住宅の断熱性能を標準としているところは多々ありますが、全てを賄っているところはごく少数と思われます。
タマゴグミの場合は26坪程度の家で税込み2900万円程度になると予想しています。(6地域)

大体250万円アップ そこから110万円引いて持ち出し140万円という計算です。

 

未来エコ志向型住宅=80万円
ご夫婦どちらかが39歳以下 もしくは18歳未満のお子様がいる家庭で長期優良住宅であれば80万円の対象になります。2025年と同じ額です。

タマゴグミの標準仕様で通ります。ただし長期優良住宅の申請及び手続き費用が掛かります。なお、岐阜の木の家の補助金も活用できますが、国の補助金との併用の場合通常の半額程度となり11万円程度の補助となります。

 

両者とも、早い者勝ちですので確実に狙うのであれば今年ゴールデンウィークまでには着工の必要があります。(ZEHはそれでも危ないかも)
注文住宅をお考えでこれから土地探しや工務店探しをされる方は、これら補助金はないものと考えるのが良いと思います。

 

その他市町村独自の補助金もあります。大野町なんかは家を建てるだけで30~40万円もらえます。

 

タマゴグミ的アドバイス
補助金はないもの。 この考えを基本としてほしいと思っています。
あてにして計画を組んでも、とれない場合が多々あります。
補助金の期限があるから、今すぐ決めなきゃと決めると、意に合わない土地に一生暮らすことになったり、なんか合わないなという家に住んだり。それは補助金の額では補えないことです。

私は常々思っています。これら補助金はローンを使わない方々に限定して、ローンを使われる方々には住宅性能によって、さらにローン減税の優遇を充実させるべきだと。
それのほうが平等だと思います。

 

AIが住宅業界にどっぷり入ってくる2026年

業務のAI化は急速に進んでいます。

書類や文書作成、現場管理にAIはもう欠かせません。

 

昨年、業界の勉強会でAIが図面を書くところを見せてもらいました。残念ながらまだ人が考えて書くものよりは劣りますが、自動化ももう数年以内でしょう。
ということは、あなたが敷地(家を建てる土地)の情報と、予算、気に入った家の写真や図面を入れれば、あなたの家の図面は簡単にできてしまうという時代もすぐそこに来ています。
後は建ててくれる工務店を探して作るだけとなりますので、時間もコストも抑えられるようになるでしょう。

便利な一方で、責任問題というところも課されることは忘れてはいけません。ただそれも目ざとい保険屋さんが新しい商品を作ってくるのではと思います。

 

セールスにもAIがどっぷり入ってきています。

 

下の図はAIで加工した写真です。


次の写真は、もとになった写真です。

AIに数行の指示を出して、20秒くらいで作ってもらいました。

 

家内に見せたところ、「あんた~いつこんな写真撮ったの?モデルさんのお金どうしたの?」(お金に厳しい家内ですので)と言われました。

よーく見ると、違和感があるのですが、パット見気づきません。

 

AIで写真は自由に加工できるようになり、何が本物かわからなくなる時代です。
最近動画も生成できるようになってきています。youtubeの動画、どれが本物かわかないことがありますよね。
つまりネット上の情報の信頼が揺らぎつつあります。

 

文書の生成もAIが担う時代です。2025年初めから、AIで大量に文書を作りSEO対策に使う手法が流行ったことがあります。

わたしも使用しています。誤字脱字のチェックやアドバイスをもらいます。たま~に大きな間違いを出してくるのが厄介です。

 

AIの文書や写真を使うことが悪いわけではありません。あなたとしてはホームページやインスタ、youtube等からその設計事務所や工務店の本質をより深く汲み取る力が必要となります。
そして、会って話す、行って実際に見て体感することがより重要になります。

 

まとめ

内容を建築屋目線で書いてみました。

あなたのため、ではなく あなたにどう気に入られて、依頼を獲得するか、という目線です。

わたしも格好いいことを言っていますが、最初の視線は上記です。

 

このようなセールスが展開される2026年、あなたはどのように選択し、どのように判断するかを考えてください。

そして。。。。ぜひタマゴグミにご依頼ください。損はさせません!!(結局これ)

 

この記事を書いたのは

株式会社タマゴグミ 一級建築士 井手 徹です。

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