大屋根の平屋 見学会の案内です =大垣市=
2025年04月21日
4月27日(日)・29日(祝日) 大垣市で新築の見学会を行います。
日時:
4月27日(日)29日(祝日)9:00~18:00
27日はご希望があれば夜も対応いたします。
場所:
大垣市上面(お申込者に住所を送ります) お車でおいで頂けます。
お申込み:完全予約制です 一番下のフォームもしくはお電話にて
電話は058-372-2575(毎日朝9時から夜9時まで)
=今回の見学でわかること=
- 平屋にはプロポーション(高さと大きさの比率)がいかに大切かが分かります。
- 平屋の収納事情が具体的に分かります。
- 縦長の敷地に建てたときの光の取り方が分かります。
これら以外にもいろいろわかっていただけますが、今回の見学会の案内は一番に絞り込んで書いてあります。その他は見学会においでになり、ぜひ体感ください。
こんな方に見てもらいたい
- 平屋にするか2階建てにするか迷っている方
- 縦長の土地でも平屋は実現できるか考えている方
- 漠然と平屋がいいなと思っている方
と書きましたが、となたでもぜひお越しください。
=今回のお宅は?=
ご家族3人が暮らす36坪とちょっと大きめのお宅です。
耐震等級3(許容応力度計算)
床下エアコン設置、太陽光発電+おひさまエコキュートです。
さあ、今回の家の説明を始めます。なお、まだ未完成ですので写真はほぼありません。ご了承ください。
平屋か2階建てか
タマゴグミでは最初は資金計画からスタートします。
お客様としっかりと話し合い、無理をしない安全な予算を立てます。安全に振った資金計画を提案することが多いので、予算は抑え気味になることが多いです。
今回、お客様は当初から平屋がご希望でした。
ただ、ご要望を満たすには平屋では価格が上がりすぎるので、最初は2階建てでの提案をしました。
- 2階の高さを出来る限り抑え安定ある外観にすること。
- 将来的に1階で過ごせる間取りにすること
この二点を守りながらプランを作成しました。
下の写真も、タマゴグミが建てた平屋のように見える2階建てです。
3回めのプランで平屋に変更 その要因は
「2階建て案を、2回提出しました。(ダジャレじゃないですよ)」
しかし平屋プランで行うことを決定しました。
その理由は、2階建てのプランではご主人がどうしても納得できなかったからです。
家づくりは住む方の考えが一番重視されなくてはいけません。
そこで、平屋案一本でいくことにしました。
ただ、予算は跳ね上がってしまうので、出来る限り予算を抑えることを重視して進めました。
平屋の収納問題
平屋だから収納が少なくなる、という訳ではありません。予算を抑えるために面積を削るとどうしても収納問題にぶつかります。
そこで、活躍するのがロフトです。
写真は廊下ですが、右側の格子状手すりがある奥がロフトとなっています。
ロフトを上手に活用するために小型の階段を設置しました。
この階段が、収納を兼ねているなかなかいい階段です。ぜひ見に来てください。
平屋はプロポーションが大切!
家は高さが低いほうが美しく見えます。特に平屋はそうです。
横の長さに対して縦の長さが小さいほうが美しいのです。
下は極端な例ですが、ちょっと考えてみてください。
プロポーション泣かせのロフト
ロフトは収納にはなりますが、家の高さを上げてしまう要素なのです。
そうすると、プロポーションが崩れてせっかく平屋にしたのに、、、ああ残念 という外観になってしまいます。
下の図は、このお宅を設計するときに検討に使ったものです。
実際の木軸図をつくり、cm単位で高さを検討しました。
そうしてできたのが、今回の平屋の外観です。
ぜひ、あなたの目でプロポーションを確認しに来てください。
ロフト収納をつけた場合の、ギリギリの高さというものが解ります。
廊下も明るくしたい。その方法は?
縦長の平屋になるとどうしても廊下というものが出てくる場合が多いです。
そして、廊下は部屋と部屋に挟まれ昼間でも照明が必要となることが多くなります。
その解決の一つには屋根にトップライトをつける方法があります。
但しトップライトは
- 雨漏れの原因になりやすい
- 直射日光が入り、性能の良い家は夏、暑くなりがち
という欠点がつきものです。
そこで、トップライトはつけずに明るくする方法はないかと考え取り入れた方法はロフトを十分明るい空間として、そこから光を落とす方法です。
ロフトに60㎝角程度の窓をつけてロフトと廊下の仕切りをなくしました。
また、居間の扉も透明ガラスとしてそちらからも光を取り入れています。
今回の見学会では、廊下についても注目してみてください。窓一つがどんな影響を与えるのかが解ってもらえると思います。
玄関前はちょっと不思議な空間
施工中の玄関前の写真です。ここに格子戸をつける予定です。
当初の設計は柱のところで目かくし壁をつくる計画でした。穴倉を通り、玄関へ行くイメージです。
お客様の案で、目かくしを敷地一杯まで広げました。この発想は私では思いつきませんでした。
雨が入り玄関アプローチが濡れるリスク、目かくし壁が濡れるリスクなどを考えるとここまで大胆なことはできません。
作ってみたところ、案外いい空間になりました。
その他の見どころ
予算を抑えるために、照明は安価なものを選択して効果的に使っています。また、洗面のステンレス製ボウルは何と板金屋さんの手作りで予算を抑えています。
タイルは私が施工して、キッチンは大工さんの手作りです。
予算を抑えても、ここまでできるんだという仕上がりを見に来てください。
貴方のおいでをお待ちしています。
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