相続の話を聞きました。家の相続について書いてみます。
2020年10月31日
今回は文書だけです。
昨日、相続や事業承継について強い方とお話をさせて頂きました。その時に、いろいろな事例を出しながら相続のシミュレーションや信託の可能性などを話し合いました。
で、その時の一部をお話しします。
読むとすごくいや~な気分になります。けど、お子様がいらっしゃらない家庭は大切なことです。
一度相続についての動画を作ろうかと検討しています。
事例です。
ご夫婦で頑張って土地を買って家を建てました。名義はすべてご主人名義です。
お子さんはいなくてお二人だけの楽しい生活を送っていました。
しかし、ご主人が急に亡くなってしまいました。
住宅ローンは団体信用生命保険でカバーできるので心配はありません。
ここで問題です。さて、残った土地と家は誰のもの?
「そりゃ、奥さんのものでしょ。家は夫婦のものだから。」と思いますよね。
はずれです。
ご主人の親さんが健在だったら、3分の1は親さんのものです。もし親さんがいなかっても、ご主人の兄弟に4分の1の権利があります。
ビックリですよね。これは、現金等全ての財産がそのように分けられます。s
それが相続です。ただし、奥様が家から追い出されることはありません。配偶者住居兼といって住み続けられる権利は保証されています。
なお、お子様がいらっしゃる場合は、奥様が半分、お子様が残りを人数で分けるということになります。
相続にはこのような事例がいろいろあります。家を建てるとき相続にもちょっと関心を持つと将来安心ですね。