ちょうどいいの施工方法
2020年09月05日
今日は大垣の家の外構工事。
限られた予算の中でどこまでいいものができるかチャレンジしています。(毎回ですが。。)
計画ではフェンスは予算の関係上アルミフェンスでしたが、それじゃあちょっとということで木板に変更。で、予算は当然上がってしまう、で、で、施工は私。この程度の木フェンスなら1日あればできるようになってしまった。
大工さんは木の目かくしを施工。今日は縁側を作ってもらったので完成まで至りませんでしたが、通常は一日程度で完成。
この目かくしの施工方法は私からの要望が入っています。要望は「こらないこと」
ほぞ穴等は一切掘ってありません、すべて寸法通り切ってビスや金物でつないであります。内部の仕事はできる限り金物を隠したりほぞ等を使っていますが目かくし壁等については一切していません。
理由は2つあります。
一つはとにかくコストを抑えてよい外部空間を提供したいということ。
本当は大工さんも自分の腕前を見せてきれいに収めたいに決まっています。ただそうすると施工に数日かかり施工コストが数倍にもなります。そうなると残念ながらこの外部空間はあきらめざる得ないことになります。
1日で納めてもらうのは、タマゴグミが大工さんに無理を言ってやってもらっています。
もう一つはメンテナンス性です。
外部に木を使ってきて10年以上、その間、古い建物などを見てどこから腐ってきているかを調べてきました。その結果、腐りにくいおさまりと もし腐ったら取り替えやすくする収まりがわかってきました。
それを実践しています。
いつもちょうどいいを探しながら現場を進めています。