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子供に引き継げる家のつくり方

子供に引き継げる家のつくり方のコツ

住み継ぐということを考えてみました

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最近、岐阜市柳津町でリノベーション工事を行わせていただきました。お父様から引き継いだ家を、柱と屋根、そして使える外壁だけ残して後は解体して行う大掛かりな工事です。

 

リフォームの一種だからといって決して安い工事ではありません。多分新築なら2000万円の家としたら、リノベーションは1500万円はかかるでしょうか。

 

お客様も迷っていらっしゃいました。そんなにお金がかかるのであれば、いっそうの事新築をしたほうが良いのではないかと。

 

私たち建築屋にしてみても、新築のほうがいいのです。価格は上がるので儲かるし、いちから出来るのでやりやすい。

しかし、私としてはリノベーションをして住み継ぐことをお勧めしました。

 

500万円、2000万円とか数千万円単位の数値が並ぶと確かにもう少し出せばという感覚になってしまう数値です。また、35年ローンに直すと、月々16000程度の出費なのです。

 

けど、実際は大きな金額です。500万円あれば、お子様一人を4年間大学に入れることが出来ます。500万円あれば、いざというとき、節約すれば2年ほど暮らせる金額です。

家づくりのとき小さく思えた500万円は、実はこんなに凄い盈虚力があるものなのです。

 

ちなみに、500万円を35年で借りると総返済額は600万円になります。

 

リノベーションをした物件は基本的には新築並みの性能と耐力を持ちます。新築となんら変わらないといっても過言ではないでしょう。

親さんが譲ってくれた資産。有効に使いたいですね。

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  • 住み継ぐことを決めるのは子供じゃなくて親かもしれない。

通常その家に住み継ぐかどうかは子供が決めることです。 多分これは正解であり普遍です。親さんが決めることは珍しいことでしょう。

じゃあ、なんで「親が住み継ぐことを決める」と私は思うのか、ちょっと説明します。

 

それでは、今から私が質問をしますので、答えてみてください。

あなたの親さんが、「俺らは街中で暮らしやすい小さなアパートに住むから、お前たちがこの家を好きに使え。ただし、アパート代の一部を援助してくれよ。」と言って来ました。

 

もし、その家が大きな土地なんだけど、会社や学校に通うのが遠く買い物も一苦労な場所ならあなたはその条件にOKといいますか?

もし、その家が大変個性的で改装するのもままならないという家だったらあなたはその条件にOKをしますか?

もし、その家が以前から雨漏れや結露をおこしていて構造がちょっと心配だとしたら、あなたはその条件にOKをしますか?

この質問は、あなたのお子様が30年後に思い悩むことなのです。

 

このように考えると家を建てた瞬間に住み継ぎやすい家かそうでないかは決まってしまっているような気がしますね。そして、それを決めたのは・・・私たち親なのですね。

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私たち親が子供にしてやれること。

家造りで、子供にしてやれることは 6畳間にクローゼットつきの立派な部屋を与えてやることも一つでしょう。

しかし、私が思うのは「私が抱えているこの重い住宅ローン。子供には背負わせたくない。」

です。

 

私も8年前に住宅ローンを背負いました。なかなか思うように繰り上げ返済も出来ず毎月毎月セッセとローンを払っています。

こんな思い、私の代だけで終わらせたい、終われないとしてもせめて半分くらいにはしてやりたい。

 

住み継ぐとは、子供たちの生活を豊かにすることだと思うのです。だから私はこれからも家屋でありながら「土地選びが一番重要ですよ。家はシンプルに間仕切りが自由になるものが良いですよ。雨が漏らないように屋根はきちっと作りましょう。」と言いつづけて行きたいと思います。

 

 

タマゴグミいてが書いた土地探しの本 よろしかったら差し上げます。

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