家づくりを始めた方に役立つ　家づくり勉強セットの案内で

～最初の本を書くきっかけになった出来事～

名古屋に住んでいる私の知り合いから、「自分の息子が家づくりで悩んでいるんだよ。相談にのってくれないか？」と依頼されました。私がまだ、タマゴグミを始める前です。

数日後ファミリーレストランで息子さんにお会いしたとき、彼は大きなバックからドサドサっと本を１０冊ほど取り出しました。全て家づくりに関する本です。それも、構造や性能やデザインの本ばかりです。そして

「勉強しても勉強しても解らないのです。いい家ってどんな家なのか・・・」とつぶやきました。

わたしは、「まず、その本全てしまいましょうよ。」と答えて、約１時間ほど なぜ家づくりに迷ってしまったのか、そして今後どんな考え方をしたらよいのかを具体的に話しました。

その後、家づくりの業者さんの選び方もお伝えしました。

２時間くらい話したでしょうか。彼はスッキリしたようで最後に「この本、あげますよ。」とバックを差し出しました。

そのとき気づきました。「そうか、家を建てる人はこういうことで迷い悩んでいるんだ。」

そして、その日お話しした内容そのままを小冊子にまとめました。それが最初の本「いえぐすり」です。

もし、あなたが今家づくりで悩んでいたら、もしあなたがこれから家づくりを始めるに当たり不安を持っていたら、きっと役立つ本だと思います。

そうそう、その息子さんはその１年後、安城の自然素材住宅の家を造っている工務店さんに自宅を建てて貰いました。伺ったとき、満足されているようでホッとしました。