羽島市 居心地の良い16坪のコンパクトハウス
羽島市の名鉄電車竹鼻線沿いに建つ延べ面積16坪の家です。
dsこの家に静岡県清水市から羽島市にいらっしゃった3人家族が楽しく暮らしています。
たまに竹鼻線にのるのですが、この家を社内から見るのが楽しみです。 ちなみに竹鼻線にのると、タマゴグミの家が3棟見れます。
土地探しは一瞬のタイミングを逃さず
土地からの家づくりで、遠い静岡県からタマゴグミと一緒に土地探しをしました。この土地の情報が入ったと同時にご判断いただき、即購入を決めて頂きました。不動産屋さんの情報によるとこの後すぐに他の方から購入希望の連絡があったようです。
土地の購入は素早い判断が必要です。そのためにも、きっちりした資金計画とある程度の家のビジョンんをもって土地探しを進めることが必要と思います。
コンパクトな家に必要なこと 視線を通すこと
コンパクトな空間を広くすることはできません。
しかし、広がりを感じる空間は設計の工夫で可能かと思います。今回行ったことはこんな感じです。
このような感じで、角に大きな開口をつけ、外部空間と一体となるように計画をしました。また、目かくし壁を外部に作ることでより広く感じるようにしました。
なぜ、この壁をつけることで広く感じるかはなかなか説明しづらいのですが、一度経験頂くと解るかと思います。
上部にも抜けるような視線をつくると非常に広がりを感じる空間となります。
ただし、まともな高さ(通常の2メートル40㎝程度)の吹き抜けをこのサイズの空間に作ってしまうと間が抜けたような感じになります。そのためあえて高さを抑えた吹き抜けとしています。
コンパクトだからこそ収納は十分に
コンパクトになればなるほど問題になるのは、収納の問題です。少しの隙間の収納にするために、窓下を使ったり、2階の一部を収納の場所に使ったりして収納を確保します。
なお、写真のキッチンはタマゴグミオリジナルのキッチンです。寸法は自由で食器洗浄機もついています。
と偉そうに書いていますが
上の写真は、お住まいになって3年目の様子です。お子様がちょっと大きくなり収納が足りなくなってしまいました。
これは私の気配りが足りなかったと反省しております。
2階の様子は
2階は寝室と収納があります。
天井を思いっきり抑えた空間は落ち着いた雰囲気となっています。天井に照明をつけず、スタンドや小さな照明で明るさを確保しています。
スタンドに照らされた珪藻土を塗った壁が良い感じです。
そして
今の状況です。
物が少し増えた分は棚でカバーしています。
上の写真は玄関前のポーチです。
自転車等を置けるように少し広めに作ってあります。
まさかこんな使い方があったなんて・・・ お子様のブランコがぶら下げてあります。
私が想定していた使い方は、
こんな感じです。
コンパクトハウスでも、居心地よい家はつくれると私は思っています。