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居心地の良さの設計

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理想の家づくりをする方法

家の希望や理想をつくられていませんか?

こんにちは、岐阜で木の家自然素材住宅を造っているタマゴグミのいてです。(このご挨拶は、アクセス対策用です。こうするといいらしいです、私にはわからんけど・・・)

さて、本題に

家は、あなたの希望や理想を詰め込んで造るものです。けど、その理想や希望が知らず知らずの間に操作されていませんか?

えっ、そんな気がするって? 夜うとうとと寝ていると、耳元でご主人が「俺の書斎を作れ~、俺の書斎を作れ~」と洗脳してくるって。

まあ、それも操作のひとつでしょう。

 

あなたは家づくりを考えたとき、何からはじめますか?

ホームページで事例を見まくる。本屋で建築屋さんの事例が沢山載っている本を買ってくる。(すみません、タマゴグミは本には出していません。掲載料が高くって・・・)モデルハウスや見学会に積極的に参加する。

 

そして、もっと興味が出たら、専門書を購入して、断熱のこととか材料のこととかを研究する。

いかがでしょうか? こんな感じでしょうか?

 

さて、これらの情報は

 

知識でしかない

ということをしっかりと理解してほしいのです。

 

見学会や本の情報には「こうじゃないといけない。これが良い。理想はこれだ。」という感じで情報が表現されています。

それらの情報は自社の商品の売り上げを上げるために出しているので、当然のことです。

情報をさらに集めていくと面白い現象に出会います。

それは、あっちでは良いと言っていた物が、こっちではダメと言われていたりすることです。

 

ちょっと下の図を見てください。

 

 

理想の家を実現するにはこんな流れじゃないかと思うのです。

 

あなたは理想の家を手に入れたいのですね。

本当なら、家を造る技術と時間があれば自分で造りたいと思いませんか?

残念ながら、その技術と時間が無いから私たち家造りの業者に依頼するのです。

 

で、依頼するということは、造る側から提示されたことを選択しながら実現するということだと思うのです。

選択するには大きく分けて「予算」「時間(時期)」「知識」が必要になります。

そうです、この段階で初めて「知識」が出てきて、知識とは選択するためのひとつでしかないのです。

 

じゃあもうひとつの図を

 

 

 

もし、スタート時にご自分の理想を決めていなかったり、ちょっと弱かったりしたら・・・・

上の図のように、知識や予算、時間が選択するための幹になってしまうと思います。

 

これを私は「希望や理想をつくられてしまっている」状態と考えます。

 

こうなると、家造りがつらくなり迷うばかりで、つらくなってきます。

さらに症状が進むと、何とか良いものを手に入れなくてはと思い「業者や他人に聞きまくる」もしくは「より専門的に調べまくる」ということをしてしまいます。

残念ながら、業者や他の人や本はあなたに明確な回答を示しません。そして悩みが増幅されて、つらさが不満や怒りに変わってきます。

 

せっかく楽しいはずの家造りが苦痛になったらたまりませんよね。それを回避するにはスタート時にご自分や家族の理想を知るということです。

それについては、また次の機会に・・・