コンパクトハウスの教科書

家づくりで大切なのは、「広い家」を手に入れることではありません。毎日の暮らしが、穏やかに整うこと。
そのために必要なのは、面積を増やすことよりも、設計で「光・風・視線・動線・収納」を整え「広く感じる心地よさ」を作ることだとタマゴグミは考えています。
岐阜市・羽島市・各務原市・瑞穂市・本巣市・山県市・大垣市・安八郡・揖斐郡・不破郡・養老郡・一宮市・羽島郡・本巣郡で家づくりを考えるとき、
- 土地が思ったより高い
- 建物も上がっている
- でも性能は落としたくない
そんな状況に、まっすぐ向き合わないまま進めると、後から苦しくなります。
タマゴグミの提案は、我慢の家ではありません。“ちょうどいい”を選ぶ。そして、設計の力で暮らしを豊かにする。
この考え方で、家づくりの迷いを減らします。
この記事でわかること
- ちょうどいい家を選ぶ基準
- 暮らしの満足度を上げる設計
- 土地条件との相性
- 向く人/向かない人
目次を見る
- コンパクトハウスは「小さい家」ではなく、暮らしの設計です
- タマゴグミが大切にしている約束
- この教科書では、次の順番で整理します。
- コンパクトハウスが向く人・向かない人
- コンパクトハウスに住む心得
- Q&A よくある質問
- “ちょうどいい”の考え方は、こちらも参考になります。
コンパクトハウスは「小さい家」ではなく、暮らしの設計です
コンパクトハウスという言葉だけが一人歩きすると、「小さくする=妥協」と受け取られがちです。
でも、タマゴグミが目指すのは逆です。
- 性能や安心や居心地の土台は守る
ここは譲らない - 家事が回る動線をつくる
ここが毎日を変える - 光と視線を整える
落ち着きが生まれる - 片付く仕組みをつくる
家が散らからない - 外とつながる居場所をつくる
暮らしに余白ができる
面積の数字ではなく、住んだ瞬間の心地よさを優先して設計します。
タマゴグミが大切にしている約束

私たちは「建てること」より、建てたあとに続く暮らしを大事にしたい。
だから、資金計画は甘く見せません。
「大丈夫そうに見える数字」で背中を押すのではなく、無理のない総額の中で、満足度が上がる設計を一緒に探します。
丈夫で長く暮らせるデザインにこだわる。
流行りのデザインを追いかけるのではなく、80歳のあなたも住み続けられる不変のデザイン、次に渡せる可変性のある間取りを提案します。
そして、土地が決まっていない方ほど、早い相談が役に立ちます。
土地選が一級建築士が見つかるまでお手伝いします。
土地を見て価格と形、向きだけで「買う/やめる」の判断をする前に、「この条件なら良い家が建つか」「この土地はコスパが良いか」を建築士の目で整理できるからです。
この教科書では、次の順番で整理します。
ちょうどいい家を選ぶ基準
何を優先するか
暮らしの満足度を上げる設計の考え方
光・視線・動線・収納・居場所
土地条件との相性
設計力で輝く土地か
土地の見立て
街なかでも成立させるテクニック
01
ちょうどいい家を選ぶ基準
(何を優先するか)
「ちょうどいい」は、広さや価格の“真ん中”という意味ではありません。
あなたの暮らしにとって、後から取り返しがつかないものを先に守るという意味です。
家づくりで迷いが増えるのは、決める順番が逆になったときです。
たとえば、「デザイン → 設備 → 広さ」から先に決めると、そのあとで
・土地が高い
・造成が必要
・地盤に思わぬ費用がかかる
・ローンの支払いが苦しい
という現実が来て、どこかで無理が出ます。
タマゴグミは、まず優先順位をこうやって整理します。
暮らしの安心
安全・健康・長く住む
暮らしの優先順位
明るさ・動線・収納・居場所
変えやすいもの
照明・家具・クロス
1 暮らしの安心
これは見た目より先です。
- 家の安全性
将来も不安が増えにくい - 暮らしの健康
冬の寒さや夏の暑さを我慢しない - 長く住む前提
後からの修繕が増えすぎない
ここは「気合い」で何とかできません。最初に守っておくほど、暮らしが落ち着きます。
2 暮らしの優先順位
同じ面積でも、満足度は何を大事にするかで変わります。
- 朝、明るい家がいい
暗い家は毎日しんどい - 心地よい光の家がいい
(明るすぎる、暗すぎるは毎日しんどい) - 家事が回る動線がほしい
忙しい時期ほど、ここで差が出ます - 片付けが自然にできる
散らかりにくい - 家族それぞれの落ち着ける居場所が欲しい
ひとり時間も守れる - 外に小さくでもつながりがほしい
気分が変わる
ここは家庭ごとに違います。
だから、タマゴグミは「正解を押し付ける」のではなく、その家族の優先順位を言葉にするところから設計に入ります。
3 タマゴグミの現在のコストの抑え方
木組み(構造)をシンプルにする。
- 間取をする前に、柱や梁の位置を経済グリッドで配置
- 部屋の使い方を特定せず共有を考え面積を減らす
- 材料は高い既成品や材料を避け、大工さんや製材屋と直接つながり安価でよい材料を探す、
- 作業工程を単純にして、かかわる職人さんを減らす。
- きちっと仕上げる空間 ファジーで仕上げる空間のメリハリをつける
- 家具は一転集中、高い椅子、良い照明を入れて空間を引き締める
などです。
02 満足度を上げる設計の考え方
光・視線・動線・収納・居場所
コンパクトハウスを豊かに感じる家にできるかどうかは、この5つを順番に整えると、安定します。
光
窓だけに頼らない、光を入れる場所を考える
視線
広く感じる視線と
落ち着く見え方をつくる
動線
目に見えない廊下を
コントロールする
収納
量と位置で
片付けやすくする
居場所
暮らしに余白が生まれる居場所をつくる
光(明るさ)
「窓を大きくする」より「光を入れる場所を考える」
明るい家は、毎日それだけで気分が変わります。
特に岐阜市や一宮市、各務ヶ原市など街なかの土地では、隣家が近いことも多く、単純に横から窓を取るだけでは明るくなりません。
タマゴグミがまず考えるのは、
- 光が入る方向
- 光が落ちる位置
- 日中の光の広がり方
つまり、どこに明るさをつくるか、光のメリハリをつけることです。
大きな窓だけに頼らず、上からの光や抜けをつくれると、家の雰囲気は明るく整います。
視線
「広く感じる視線」をつくりながら「落ち着く見え方」をつくる
視線が整うと、家の空間は一気に広く感じられるようになります。
しかし、落ち着きがなければソワソワしてしまいます。
落ち着かない家
- 道路など外から人の視線を感じる
- 落ち着く居場所が室内から丸見え
- 座ったときに眺める方向がない
- 生活感が目に入りやすい
タマゴグミは、次をよく整えて落ち着く家に
- 外部からの人の視線
- 座ったときの視線
- 隠す場所と見せる場所
体感的な広さは、床面積だけで決まりません。視線が整理されるだけで、驚くほど広く、落ち着きます。
導線
目に見えない廊下をコントロールする
コンパクトにすると、廊下や導線のためだけのスペースが作れません。
どうしても部屋の一部が目に見えない廊下や作業場になります。
寛いでいるのに他の人がうろうろ。
毎日がくたびれてしまいます。
その目に見えない廊下は、その部屋に佇む人にどんな影響を与えるのか、その目に見えない作業場(調理とか脱衣とか)は、
作業中に他の人の導線にどんな影響を与えるのかを考え、影響を最低限に抑える設計が必要です。
収納
「量」と「位置」。散らかりにくい家にします
収納は“たくさん作れば安心ではありません。
散らかる家は、収納と住む人の性格があっていないことが多いです。
タマゴグミが収納設計で大事にしているのは、暮らす人にピッタリな収納。
私は最初のヒアリングで収納について、
- 苦手か得意か
- ものは見せるタイプかしまい込むタイプか
- 場所は決めるタイプか決めないタイプか
- 捨てられる人か捨てられない人か
等をしつこく聞きます。
大丈夫です、8割以上の人が収納は苦手です。
そしていくら収納の本を読もうが、収納研修に行こうが買われる人は1割程度です。
あるドラマで片付け下手な姉が「あのね、収納の本を読むと、なんか落ち着くのよね。」というセリフがありました。名言だと思いました。
収納に理想を求めてはだめです。玄室と向き合いあなたに合った収納計画を提案します。
ただし、コンパクトハウスに住むには、捨てることだけは強制的に身に着けてもらわないと、残念ながら物で溢れます。
収納は“たくさん作れば安心ではありません。
収納が多いのに散らかる家は、収納の場所が合っていないことが多いです。
タマゴグミが設計で大事にしているのは、「家事を最短にすること」よりも、暮らしの中の散らかる原因を、最初から減らすことです。
たとえば
- 玄関は、外から丸見えにしないだけで、帰宅した瞬間の気持ちが整います
- 家の中は、必要以上に置き場所を増やして複雑にするより、ごちゃごちゃを生みにくい形を先に作ります
その結果、掃除もしやすくなり、毎日の負担が増えにくくなります。
「片付けが苦手だから、収納を増やす」ではなく、散らかりにくい前提をつくる。この順番で整えるのが、タマゴグミの考え方です。
居場所
「部屋数」ではなく「座れる家の街角」をつくる。
コンパクトな家に、一人一人の囲まれた居場所を作ることは無理です。
どんな場所でも居場所になる可能性を秘めて設計することが大切です。
昔見学会でお客さんがテレビ台として作った場所にチョコンと腰かけて「ここからの景色いいですね」と仰いました。
それを見て、「そうか、私はテレビ台という名前でもこちよい居場所を奪おうとしていたんだ。」ということです。
みんなが集まる居場所、一人になれる居場所、気分をかえる居場所にはいろいろな種類があります。
それぞれの時のシーンを想像し、視線はどこに行くのか、音は、広さは、そんなことをできる限り想像して階段でもトイレでも通路でも作ればコンパクトな家でも居場所はいっぱいできます。
タマゴグミが鳴らずつくる居場所 外の居場所。
バーベキューなど特別なことをしなくても、ちょっと出てみたくなる外の居場所、暮らしを豊かにすることを私は経験しています。
タマゴグミでは100%外の居場所を作ります。
暮らしが豊かになる家は、居場所に“種類”があります。
- 集まる場所(LDK)
- 一人になれる場所(小さくてもいい)
- 気分が変わる場所(外につながる、窓辺、など)
ここがあるだけで、同じ面積でも家の印象が変わります。
特に「外の居場所」は、広い庭がなくても成立します。小さくても外とつながる場所があると、暮らしに余白が生まれます。
03
土地の立地 形状と設計の関係
(土地を購入される場合)
岐阜市/瑞穂市/大垣市/一宮市/各務ヶ原市で
家を設計する時私たちは「丈夫で長持ち、ちょっと持つのがうれしくなる家」を作ることと「この先ずっと住み継がれる家」になることを意識しています。
土地は住み継がれる家にするための重要なファクターです。
土地を購入される方には宅建士の資格ももつ一級建築士の私が土地探しのお手伝いをしているのは、土地がその後の暮らしに家よりも影響力が大きいと知っているからです。
その土地の立地はだれもが良いと思うか?
土地を選ぶとき、だれもが良いと思える立地にしましょうとお勧めします。
そのおかげでタマゴグミはコンパクトハウスや狭小住宅を建てるのが多いのかもしれません。
立地は、学校区、通勤通学などの交通の便、病院や買い物の利便性に加え、近隣の状況、将来の人口や発展の可能性などを加味して検討します。
それは住み継がれる家にするには、立地が最重要と思うからです。
土地の価格と形状
予算をちょっと頑張るなら家のグレードを上げるのではなく、土地のグレードを上げることを優先されることをお勧めします。
土地の価格で環境が変わるからです。
とは言っても予算には限度があります。そのとき、土地の大きさや形状より立地を優先する勇気を持ってほしいと思っています。
04
土地の見立て
(街なかでも成立させるテクニック)
土地を見るときのチェックポイント
土地の広さや価格だけでなく、
暮らしやすさにつながる条件を順番に整理します。
法規・条件を確認する
用途地域・建ぺい率・容積率・接道条件など、建てられる条件を確認します。
現地の状況を確認する
境界杭・道幅・水路・高低差・上下水道・電気引き込みなど、現地でしか分からない条件を見ます。
光と風の入り方を探る
周辺建物との関係や日当たり、風の通り道を見て、どこに明るさをつくれるかを整理します。
視線と景色を確認する
道路や隣家からの視線、音、抜けのある方向を見て、落ち着ける配置を考えます。
見えにくい費用を確認する
造成・地盤改良・擁壁・解体・上下水など、後から増えやすい費用も含めて総額を見ます。
この土地で家が成立するか考える
光・風・視線・予算まで含めて、無理なく心地よい家が実現できるかを判断します。
「いい家が建つかどうか」は、土地の広さだけで決まりません。
岐阜市・瑞穂市・大垣市・垂井町・羽島市・一宮市・各務ヶ原市のように、土地の条件が多様なエリアでは、土地の見立てがそのまま暮らしの快適さにつながります。
タマゴグミが土地を見るときは、価格や面積よりも、まず次を確認します。
- 法規
- 慣習
- 現状
都市計画図などを利用して
- その土地の用途地域
- 建ぺい率
- 容積率
- 防火地域
を調べます。
公図を使い、その土地近辺の分筆状況を確認します。
特に今もっている土地は要注意です。道だと思っていたところが道じゃなかったとか、敷地に道が走っているとか思いがけないことがあります。
現地にて、敷地境界杭を確認します。確認できない場合は、購入する土地の場合は不動産屋さんに「確定測量をしてから引き渡し」の条件を付けてもらいます。
お持ちの土地の場合は、確定測量をお勧めしています。
道幅や水路幅の測定をします。セットバックが必要になったり、排水が困難な地域だったりします。
上下水道と電気引き込みの確認をします。地域によっては上水が前面道路になく、100メートルくらい自費で引いてというところもあります。
狭小地の場合 近隣が境界から家をどれだけ離しているかを確認します。
状況により、狭小地でも隣地から50㎝以上離して家を建てる必要が出てきます。
- 光と風の道を探る
- どこから光を取り込むか
- 視線のコントロール
- 景色を探す
- 造成・地盤・上下水道など
- 後から発生する費用が無いか
- 買う前に土地の向き不向きを確認
- この土地に建てても良いか
A. 光の道・風の道を探る(どこに明るさを作れるか・どこから空気を取り込むか)
- googlemap使って隣地の建物状況を把握する
- 公図を使って、将来周りにどんな建物が建つか予想し図面化する
- 現地に行って、太陽の通り道・風の通り道を確認する
- それらを加味して日影図を書き、その土地はどこから光を取り込めるか検討する。
図面化しないと、本当にどこから光が入るかを確認するのは不可能です
ここで「どの程度光が入る家になりそうか」が見えてきます。
B. 視線のコントロール(景色を探す)
現地にて次を確認します
- 車通りや人通りの多い道路との関係(音や視線・ヘッドライト等光)
- 隣家の窓の位置(視線・音)
- 景色 (狭小地であっても田舎の土地であってもその土地から見える良い景色を探します。東西南北関係ありません。*広がる視線を作る方向)
小さな土地でもメインの窓に昼間カーテンをせず、景色を楽しめる計画をするために以上の調査をします。
C. 造成・地盤・上下水など見えない条件
- 土地は安くても、後から費用が増えやすい要因があります。
- 造成・擁壁・地盤・上下水・解体など、土地の条件で総額が変わります。
ここを先に把握しておくと、計画が安定します。
D. この土地なら成立する、という設計の方向性が見えるか
土地には向き不向きがあります。
大事なのは「買ってから考える」ではなく、買う前に
「法規・利便性・地域・雰囲気・将来の変化・光・風・音・総額まで、無理なく形になるか」を確かめることが大切です。
だから、土地が決まっていない段階でも、相談が役に立ちます。
利便性や雰囲気はわかっても候補地を見ながら
- この土地の周りはこうなっていくだろう
- この土地に家を建てる制約は何か
- この土地なら、光と風はここから
- 視線はこう整える
- 外の居場所はこの位置
と、設計の方向性を確認し、その土地に家を建てるべきか判断できるからです。
コンパクトハウスが向く人・向かない人
向く人
-
家の大きさより暮らしやすさを重視したい人
広い家よりも朝の支度がスムーズ、家事が回る、片付けやすい、落ち着ける。
日常の心地よさを大切にしたい方に向きます。 -
性能を落とさず総額も現実的に考えたい人
断熱や耐久など安心の土台は守りつつ、
予算総額も現実的に考えたい方。この両方を同時に考えたい方は、コンパクトハウスの考え方が合いやすい。 -
土地選びも暮らし基準で考えたい人
岐阜市や一宮市、各務ヶ原市など街なかも含め、土地条件はさまざまです。
広さや価格だけでなく、光の入り方、視線の落ち着き、外とのつながりなど、暮らしの条件で土地を選びたい方に向きます。 -
持ち物も含めて暮らしを見直せる人
家が片付くかどうかは、家の工夫だけでなく、物との付き合い方も関係します。
「何を大事にするか」を整理できる方ほど、コンパクトは豊かに感じやすいです。
向かない人(別の考え方が合う場合)
-
大人数で、どうしても個室数が最優先の人
個室数が絶対条件になる場合は、 まず必要な部屋数から逆算する方が安心です。
-
大きな趣味・仕事スペースが必須な人
工房、楽器、防音室、大型の在宅ワーク空間など、
「この面積がないと成り立たない」がある場合は、先に必要面積を確保します。 -
とにかく広くが価値だと感じる人
広さ自体に満足を感じるタイプの方もいます。
その価値観がはっきりしている場合は、広さ優先の計画の方が後悔が減ります。
※ただし「広さが欲しい理由」が、 落ち着ける場所がない不安、片付かない不安、の代わりになっている場合は、
広さを増やすより設計で整えた方がラクになることもあります。
ここは個別に整理すると判断がつきます。
コンパクトハウスに住む心得
こんな方に向いています
-
今に納得し、生活を楽しめる人
限られた条件の中でも、自分の選択に納得できる人。 -
「いらない」から考えられる人
要望を足すのではなく、工夫で満足度を上げられる人。 -
物を手放す意識が持てる人
量ではなく、こだわりで暮らしを整えられる人。 -
頭が柔らかい人
一見ムダに見える空間も「面白い」と感じられる柔軟さ。
こんな方でも大丈夫です
- 個を楽しみたい
- 仕事場・工房を持ちたい
こんな方には向かないかもしれません
-
足し算で考える人
要望ごとに空間を増やす発想だと合いません。 -
お金に制限を設けない人
広さや仕様を優先できる場合は別の考え方が合います。
もう少し詳しく読む
こんな方はコンパクトハウスが向いています
① 今に納得し、生活を楽しめる人
コンパクトハウス・狭小住宅は限られた予算の中で、立地を優先した人、広さより品質・居心地を優先した人が選ぶ住宅です。
つまり、それ以外の回答があったというわけです。立地を外しとにかく広い土地で建てる、仕上げや性能を少し落として広い建物を作る。これも正解だったわけです。
今まで買ったものに後悔をしたことがない、後悔をしたけれど最後は自分の選択に納得をしたという方なら大丈夫です。
② いらないから考える人
今まで、コンパクトハウス狭小住宅を建ててきてわかったのが、ほとんどの依頼者が「そんなに要らない。」「これで十分」という言葉です。
合理主義者というわけでもありません。なんとなく「足るを知る」人たちだと思います。要望はたくさんあるけど、要望のために広げる選択ではなく、要望のために工夫ができる人たちです。
③ 物を捨てられる人
コンパクトハウスに限ったことではありませんが、ものを捨てれば捨てるほど豊かに居心地よくなるのがコンパクトハウス狭小住宅です。
ミニマム主義者になれというわけではありません。こだわり主義者になることです。
とはいっても、私も含め物を捨てられる人は本当に少ないし、タマゴグミでコンパクトハウスを建てたかたも、徐々にコンパクトハウスになじむ方がほとんどです。
「物を捨てることは豊かになること」と意識できる人といったほうが良いでしょうか。
④ 頭が柔らかい人
これは、タマゴグミに限ったことかもしれませんが、
コンパクト・狭小住宅だからこそ無駄と見えるスペースを作ります。
例えば大きな軒のついた濡れ縁とか、半外の空間とか、大きな物入とか。
普通、そんなものつくるのなら部屋を広くすればいいじゃないかと思いますよね。
それを「面白い」と感じられるかどうかです。
こんな人でも大丈夫
1)個を楽しみたい
2)仕事場 工房を
こんな人には向かない
① 足し算主義な人
コンパクト狭小は削って豊かにする家です。
脱衣所はここ、洗濯干しスペースはここ、居間があったらダイニングも作らなきゃと、要望=専用スペースと考える方には不向きです。
② お金に糸目をつけない人
こんな人私は大好きです。
しかし、今まで何億円という建築や住宅も設計したことがありますが、一人もいらっしゃいませんでした。
Q&A よくある質問
A. 窓を大きくするだけではなく、どこに明るさを作るかを先に決めます。
街なかの土地(岐阜市/一宮市/各務ヶ原市など)では、隣家が近いことも多いので、横からの光に頼らず、上からの光や室内への広げ方を設計で整えます。
立地条件によって暗くなる場合もありますが、設計力で居間等みんなが集まる場所が昼間から照明がいる状態には致しません。しかし、縦長になりますので、明るいところ暗いところが出てくるのは否めません。
土地を見る時、sunsheker等で太陽の通り道を確認しますので、その段階でどの程度明るさになるかはお伝えできると思います。
また、三方をビルで囲まれた狭小地では仕方がなくトップライトをつけ明るさを確保することはあります。
ただしトップライトは最終手段としています。
A. タマゴグミは主な窓は昼間「カーテンいらず」が設計の基本です。
窓はカーテンで隠すのではなく、外まわりの目かくし・窓の位置・格子や建具で、暮らしが見えにくい形をつくります。
そうすると、光と風は取り込みながら、落ち着いて窓を開けられる家になります。
A. 家事導線は、建物が細長くなり、また面積も限られていますので家事によっては長くなることがあります。
狭小住宅の弱点ともいえることです。
そのために、住まれる方に日頃の家事の動きを詳しく聞き、どの家事を重視すべきかを決めます。
また、廊下とキッチン、洗面と脱衣等空間を共有しますので時間帯を想定してできる限りすれ違いや渋滞が起きにくい流れを作ります。
A. 片付かない家は大きい家でも小さい家でも同じです。20年間住宅づくりをしてきてそれが理解できました。片づける場所を決めましょうとか、棚をそこら辺中に作りましょうという現実的に違う提案はしません。
あなたご家族の性格や片付け方針にあった収納を提案します。
住まれる方にお話をよく聞き、どのような片付けの方針か、物を捨てることに抵抗があるかをじっくりと聞き、住まい手に合った提案をします。時には狭小コンパクトハウスだとしても、大きな物置を提案することもあります。
片づけられない=悪ではなく 片づけられない=なら、一緒に考えましょうという収納計画です。
A. 手狭さは面積より、「居場所の種類」で変わります。
集まる場所だけでなく、ひとりで落ち着ける場所、気分が変わる場所があるか。
成長に合わせて使い方を変えられる余白があるか。
この2つを設計で整えると、長く暮らしやすくなります。
大丈夫です。もともと狭小住宅 コンパクトハウスは手狭です。だから、大丈夫手狭にはなりませんよといい加減なことは言いません。
ここから、設計段階より発想することが大切です。
タマゴグミが作る家には子供部屋という部屋名はありません。空間は共有するという考えです。
物置のロフトを一時期子供の居場所にする。居間の一部を切り取って一時期子供のこもり部屋を作る。
6畳部屋を完全に仕切り3畳部屋を2つ作る。など、将来的な可能性を残して家づくりをします。
現に、タマゴグミのお客様で建てられてから5年後に間仕切りの依頼が来ることが多々あります。(費用は5~10万円程度です)
私の発想を超えた家庭もあります。受験時に自分たちの寝室を譲り1年間限定の子供の部屋とした方もいます。
手狭でも工夫次第で居心地よく暮らせます。
A. 暮らせます。ポイントは「庭の広さ」より「外の感じ方」です。
外に出られる一歩、窓辺の居場所、小さなデッキなど、形はさまざま。
大きな面積がなくても、外とつながる工夫があると、家の中の過ごし方に幅が出ます。
大丈夫です。
お庭があったほうが気持ちよく暮らせます。だから小さい家でもお庭をとる設計をしています。
狭小住宅になるとそれでもお庭として取れない場合があります。
なぜお庭があると気持ちよく暮らせるのでしょうか?それを分解して考えてみましょう。
- 外に出てバーベキューやお庭遊び
- 視線の広がり
- 1日の もしくは季節の変化を楽しむ
- 風や香り温度、光を感じる。
分解して気づくのは、物理的に楽しむことと感覚的に楽しむことです。
物理的に楽しむことは無理でも、窓の開け方やバルコニーのつくり方によって、お庭がわりが十分できるのです。
A. 早すぎることはありません。むしろ土地が決まっていほうがお手伝いしやすいです。また、価格も土地建物の総額から考えられますので、間違いない資金計画ができます。
家の形や配置、窓の位置等ほとんどが土地条件から作られます。
また、それら条件はやはりプロが見たほうが判断できます。
よくあるのが、一見悪そうに見える土地でも私たちプロが見たら「こんなにいい土地がこんなに安くあるの」という土地もあるのです。
- 光の取り方
- 風の取り入れ方
- 今後その土地の周りがどうなっていくのか
- 車の置き方や間取りは?
プロならではの提案ができるので、土地が決まる前にご相談ください。
A. 成立します。条件が複雑になりやすい分、設計の考え方が重要になります。
光の入れ方、視線の整え方、外とのつながり方を先に作ると、暮らしやすさが安定します。
また条件が困難になれば燃えるのが建築士の嵯峨です。成立させます。ぜひ難問をお持ちください。
その必要はありません。
まずは「何を優先すべきか」「どこで迷いやすいか」を整理して、家づくりの方向性をはっきりさせる時間です。
方向性が見えると、土地選びも間取りも判断がラクになります。


もし今、
- 土地が思ったより高い
- 建物も値上がっている
- でも性能は落としたくない
そんな状況の中で迷っているなら、最初にやることは一つです。
“ちょうどいい”を、あなたの暮らしに合わせて言葉にすること。
それができると、土地選びも間取りも、判断がぶれにくくなります。
岐阜市・羽島市・各務原市・瑞穂市・本巣市・山県市・羽島郡・本巣郡・大垣市・安八郡・ 揖斐郡・不破郡・養老郡で、「この条件なら、どこを優先してどう決めたら暮らしやすい家になるか」を一緒に整理します。
土地が決まっていない方
候補地の見立てから
土地がある方
その条件で暮らしやすくする方向性の整理から
予算が不安な方
総額の見通しを整えるところから
株式会社タマゴグミ
一級建築士/コンパクトハウスの専門家 井手 徹
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